[Airbnbで探す]ヨーロッパ旅行で気を付けるべき宿泊先のタイプ

海外旅行をする際にAirbnbをよく利用します。宿泊した家や部屋のほとんどは清潔で必需品も揃っていて、また利便性が良い宿だったりと満足していますが、前回ヨーロッパで利用した宿泊先でもう二度と利用することはないと思ったタイプの部屋があったので、次にAirbnbで探す際に注意するためにも書いておきたいと思います。

旧市街内、または2階以上の古い建物を改装した部屋は注意が必要

フランスのとある小さな町でAirbnbから予約をした部屋で一泊しました。立地は大聖堂ではありませんが巨大な中世の教会と広場に面しており町の中心にありました。観光目的ではなく、車で長距離移動の途中に一泊する目的です。他のメインで観光する宿泊先選びで疲れていたのもあって、車で宿泊先の前まで行けて駐車できること重視で、部屋の写真を見て過ごしやすそうだったので一泊だけだしこれでいいやと適当に予約してしまったのが失敗でした。

まず到着して驚いたのがエントランスの鍵が壊れていて開きっぱなしだったこと。それからエントランスのドアを開けると汚れた壁から染み出た?水でおおきな水たまりができていたこと。さらには部屋は古い木造建築でエレベーターなしの4階にあったのですが、取り付けられていた階段が木製の急な階段で、幅は狭く人ひとりがなんとか通れるほどしかなく、一部の天板はヒビが入っていてコンディションは今にも崩れ落ちそうなほど痛んでいたことです。

長期旅行のため、大きなスーツケース2つを日本から持ち込みましたが、その階段を一瞬見ただけでスーツケースなんか部屋まで運べないと理解しました。人ひとりでも上がるのが大変な階段です。私の場合は車で旅行していたので、スーツケースを車に残し翌朝の着替えと水と食料のみをバッグに詰めて部屋に上がりましたが、もし車なしで旅行をしていてこの部屋に当たったら正直詰んでいました・・・。

部屋に入るとAirbnbの写真通り、改装されたきれいな部屋でした。その夜はこの部屋のリスティングを隅から隅まで読みました。共有スペースの階段のことは一言も書かれていませんでしたが、利用者レビューには階段が狭くて危険であることが書かれていました。やはりレビューは読むべきです。

この部屋で宿泊して学んだことは以下です。

  • 旧市街、または古い建物にできれば宿泊しない
  • スーツケースでの旅行であれば2階以上の部屋に泊まるならエレベーターがあるほうが断然いい
  • 古い建物で階段しかない場合は、ホストにスーツケースの大きさなどを伝えて運搬可能か等、部屋までの階段の詳細を聞く
  • リスティングと、とくに利用者のレビューは予約前にきっちり読む

 

Airbnbで宿泊先を決める際に他にも気を付けておきたいこと

スーパーマーケットが近くにある物件

スーパーマーケットが近いとなにかと便利です。コスト面でも節約になります。ただ、旧市街や観光地の近くは規模が小さかったり、観光客が多く品薄だったり、レジが非常に混むことがあります。

夏の屋上部屋の宿泊は避ける

夏は特に屋上部分が熱せられて部屋が暑くなってしまうので寝苦しく過ごしにくいです。

エアコン・扇風機の有り無し

ドイツは扇風機のみでも比較的過ごしやすいですが、フランスとイタリアの夏はエアコンなしでの宿泊はキツいです。リスティングに扇風機と書かれている場合は本当にあるのか問い合わせた方が無難です。ある宿泊先で、リスティングページの「提供されるアメニティ・設備」のリストに扇風機と書かれていましたが、実際に部屋に行ってみると扇風機がなかったということもありました。

マンションやアパートの宿泊先での洗濯機の有り無し

マンションやアパートの一部屋を借りるタイプの宿泊先で、洗濯機が「提供されるアメニティ・設備」に入っていないことがありますが、中にはお金はかかりますが、他の住人と共有で使えるコインランドリーの洗濯機が備わっている施設もあります。もし、マンションやアパートのリスティングで洗濯機がないと書かれている場合はホストに連絡して施設内にコインランドリーがあるか聞いてみるのもいいと思います。※洗濯機の料金をスマホのアプリで支払い、起動させるタイプのものはその国の言語、使い方等あるていど知識が必要です。

車で旅行する場合は駐車場の有り無し

無料駐車場付きの宿泊先の場合はいいですが、それ以外は空いている駐車場を探すのに苦労したり、駐車できても宿泊先まで距離があると大きな荷物がある場合大変です。またその駐車場が有料であれば余計な費用もかかります。