Global Blueの免税手続き

イタリアで商品を購入したときの免税手続きの話です。

商品を購入したお店で書類をもらい帰国便に乗る海外の空港でその手続きをするんですが、2通りの方法があるようです。まずひとつは免税店で購入した商品を「手荷物」として持って飛行機に乗る場合、ふたつ目はスーツケースなどに入れて「預入荷物」としてカウンターで預けてから飛行機に乗る場合です。

空港での免税手続きその1:免税店で購入した商品を手荷物としていっしょに飛行機に乗る場合

海外から日本に直行便で帰る場合はその飛行機に搭乗する空港で手続きをすればいいんですが、乗り継ぎ便で日本到着までに複数の空港で乗り継ぎする場合は、その最終の乗り継ぎ地点の空港で免税手続きをする必要があります。例えば、トリノ→フランクフルト→東京の予定であれば、免税を受けるには乗り継ぎ時間内にフランクフルト空港の税関で手続きをしなければなりません。

空港での免税手続きその2:免税店で購入した商品を預入荷物に入れて飛行機に乗る場合

チェックインカウンターで預けたスーツケースは目的地までアクセスできない状態になるので、預入荷物のスーツケースに品物を入れて帰国する場合は、最初に飛行機に乗る空港で免税手続きをすることができます。例えば、トリノ→フランクフルト→東京の予定であれば、トリノ空港で手続きができます。

空港での免税手続きの方法

免税品を預入荷物にする場合は税関に行く前にチェックインカウンターへ

免税品を預入荷物として預ける場合は、まずチェックインカウンターでチェックインをしてスーツケースなどの預入荷物を係の人に渡す際に、その空港で免税手続きをする必要があることを伝えます。免税を受けたい品物が入っていないスーツケースはチェックインカウンターで預けますが、免税を受けたい品物が入っているスーツケースは、そのカウンターで預けずに税関のカウンターに持っていきます。

税関での免税手続きの方法

税関では免税店で商品を購入した時のレシートや免税書類を提示します。私の場合は免税書類の提示した後「品物を見せてください」と言われたので、品物を税関の人に見せましたが、ちらっと確認して終わりでした。外箱を開ける必要はなかったです。スーツケースの中に免税を受けたい品物がある方は、取り出しやすいようにパッキングした方が良いかもしれません。

税関で免税書類が確認されると、預入荷物の場合はその場でスーツケースを引き取ってもらえます。これで税関での手続きは終わりです。

免税の書類が返却されるので、あとはGlobal Blueの受付カウンターへ行って書類を確認してもらい、そのあとにGlobal Blueのポストに書類の入った封筒を投函すれば免税手続きは完了です。

免税店での話を鵜呑みにしてはいけない話

免税店で商品を購入した際にもらうレシートや書類は「全て」保管しておくことをおすすめします。私の場合ですが、免税店の人が「この書類を税関に提出すれば大丈夫」と言ってくれた、書類が入った封筒を税関用に保管していましたが、税関の人に、もう1枚レシートか、そのお店で購入したという証明ができる何かが必要だと言われました。お店の人がすべて用意してくれているものと思っていたので、足らないものがあるとは思っていなかったので焦りました。

財布やかばんの中を探しましたがその場でレシートが見つからなかったので、免税店の人が「この品物を誰かに売るときに必要だ」と渡してくれた品質証明書に店名や価格が書かれていたので、それを提出してどうにか免税手続きを終えました。売る予定のないものなのでよかったですが、上質な紙で作られていた品質証明書だったので、返却してくれなかったのはちょっと残念でした。

また、免税店の人に帰国便に乗り継ぎがあるからどの空港で免税手続きをしたらいいのかを聞いた時に、最初に飛行機に乗る空港でも、日本に入る直前の空港でも手続きができるようなことを言われましたが、空港の税関で聞くと、「手荷物」と「預け入れ荷物」では手続きする空港が上に書いたように違うようでした 🙂