PCゲームの画面が暗くて見ずらい場合、NVIDIAコントロールパネルでデスクトップの調整をしてもいいんですが、ゲーム以外のアプリやインターネットブラウザなどの明るさやコントラストの調整も一括で変更されるので、そのゲームだけに設定を適応させたい場合にはちょっと使い勝手が悪いです。

Valheimをプレイしていますが、このValheimは夜の間の画面がとても暗く、またダンジョン内もかなり暗いので、ゲーム内で明るさを変更したいのですが、明るさやガンマの設定項目が存在しません。そのためにたいまつがあるんですが、私の環境ではそれでもけっこう暗いので画面の明るさを調整することにしました。今回はゲーム画面の設定にあると便利なツール「ReShade」と、その設定方法です。

ReShadeとは

ReShadeは多くのゲームに対応してい画面色調補正ツールです。ゲーム内のグラフィック設定で調整項目がない場合でもReShadeで設定変更できる場合があります。また変更した設定は保存されるので、NVIDIAコントロールパネルのようにゲーム起動時に毎回画面の調整をする必要もありません。

ReShadeの使い方と設定方法

ReShadeをダウンロードする

①ReShadeからダウンロードできます。「download」をクリックするか、画面をスクロールしてダウンロードボタンを表示させます。

②ダウンロードボタン（下の画像では緑色）をクリックするとダウンロードが始まります。

ReShade.exeを開いてインストールする

①ダウンロードが完了したら、ReShade.exeをダブルクリックして設定していきます。

②「Click here to select a game and manage its ReShade installation」をクリックします。

③ゲームタイトルのリストが出てくるので、画面調整をしたいゲームを選んで「Use selected application」をクリックします。

④APIを選択します。Valheimの場合は「Direct3D 10/11/12」でOKです。

⑤いろいろな設定項目を追加できます。今回は「SweetFX」「qUINT」「Color effects」を選択しました。「OK」をクリックします。

⑥(5)で設定項目を追加した分、複数回インストール画面が出てくるので、「Edit ReShade settings」と書かれた小さなウインドウが出てくるまで全て「OK」をクリックしてインストールしていきます。インストールが終わったらウインドウ右上にある「×」をクリックしてウインドウを閉じます。

ゲーム画面が見やすくなるReShadeの設定方法

①Valheimを起動して、スタート画面でもワールドにログイン後でもいいので、キーボードの右側のキーが6個並んでいるあたりにある「Home」キーを押してReShadeの設定画面を開きます。

②ReShadeの設定画面が開いたら「Skip Tutorial」をクリックします。

③設定画面右上の「+」マークをクリックするとプロファイル名を記入するテキスト欄が出るので、好みのファイル名を入れてキーボードの「Enter」を押します。

④画面調整の項目がずらりと並んでいるので、いろいろと試してみて好みの設定を探してください。

変更してみたい種類のチェックボックスにチェックを入れます。右上にある「Active to top」をクリックすると項目をアルファベット順に並び替えできます。また、すでにチェックを入れている項目があれば、そちらも見やすくソートしてくれます。

例：Valheimゲーム画面の暗さを解消するために「Lightroom」と「prod80_03_Shadow_Midtones_Highlights」にチェックをいれました。

⑤ReShadeの設定画面が二分割されるので、下のウインドウで変更する項目のバーを左右に動かして画面の明るさやコントラスト、ガンマや色などを調整していきます。

例：Global GammaとShadow Adjustments下のBrightnessのバーをクリックしながら右に進めて値を上げました。

⑥キーボードの「Esc」または「Home」キーを押してReShadeの設定画面を閉じて設定完了です。一度設定するだけでいいのでとても楽です。

下の画像は左が調整前、右が調整後です。ゲーム画面が見やすくなりました 🙂

その他、ReShadeのいろいろな設定項目

例：設定画面で「DELC_Sharpen」をチェックすると、オブジェクトや遠くのものがよりくっきり見えます。

例：「Monochrome」をチェックすると白黒でゲームが遊べます。

以上です 🙂